この季節になると、脇汗が気になり着るものも制限されますね。
少しでも軽くなる方法はないものか?対策方法をご紹介します。
手っ取り早く!効果のあるもの
制汗剤はほぼ試したよ・・・という方。
国外のものは試してみましたか?
パースピレックスというデンマークの制汗剤がおすすめです。20mlで2000円前後。ドラッグストアの国内のものと比べると、値がはります。
パースピレックスは塩化アルミニウムが配合されていて、汗そのものをブロックする効果があるとされています。1回使うだけで効果が3~5日持続するというスグレモノ。
ロールオンとローションタイプとがあり、ローションは乾くのが早いです。脇だけならロールオンのほうが使いやすいですね。
この商品は汗腺に膜を張るのではなく、直接フタをするものです。使い方も夜お風呂上がりの清潔な肌に直接塗り、翌朝ウェットティッシュなどで拭き取ります。
早い人は一度で、遅い人でも2~3回で効果が出ます。
ただ、続けているとどの商品もそうだと思いますが、効果が薄れる気がする・・・。なので効果を試してみて、ご自分に効くようだと思ったら、ここぞ!というときに使ったほうが良い商品です。
クリニークからもアンティパースパイラントデオドラントロールオンというものが出ています。こちらは75mlでやはり2000円。
でもこちらはヨーグルト臭があり、これは個人差が出ます。
どちらも少し痒みが出たりしますので、パッチテストは必須です。
日常的に!自分でできることは?
家にいるときなどは冷やすのが一番です。氷を濡らしたタオルで包み、ビニール袋に入れて、首の後ろ・脇・太ももの付け根・ひざ裏を冷やします。
また、「大包」(だいほう)という脇の下にあるツボを押すのも効果的です。腕を組むような感じで両腕を交差させ、そのまま親指以外の4本の指で脇の下を押します。
ご自分で作れるものとしては、ミョウバン水が効果があります。
(スーパーなどで塩売り場か、お漬物の食料品あたりにあります。お値段も100円ぐらい)
効果としては、ミョウバンが水に溶けることで酸性になり、肌に塗布することで皮膚が弱酸性に保たれ、アルカリ性を好む細菌の繁殖抑えることが出来ます。
それと様々な金属成分を含むので、消臭効果があります。
そして、収れん作用がありますので、毛穴や汗腺が引き締められ汗の分泌が抑制されます。
ミョウバン水の作り方
焼きミョウバン 10g
水道水 400ml
500mlの空のペットボトル
からのペットボトルに水道水を400ml入れる
それに焼きミョウバンを10g入れる
ミョウバンはすぐには溶けないので、涼しいところでそのまま2~3日放置します。ペットボトルの中の液体が透明になれば出来上がりです。冷蔵庫で1ヶ月と言われていますが、10日をめどに使い切りましょう。(臭いもないので使えるものかどうかがわかりにくいため)
これが原液になります。これを30倍(ミョウバン水小さじ1に対して水150ml)に薄めて、スプレー容器に詰め替え、そのまま肌に直接吹きかけます。そのときできるだけ自然乾燥させて、ミョウバンが肌表面に残るように意識しましょう。
外出時には、脇など気になるところに一吹きしてから出かけるのはもちろん、小さいスプレーボトルに入れ持ち歩き、ケアをして下さい。
発汗量が多いときや臭いが気になるときには、ティッシュやコットンにミョウバン水を染み込ませて、汗を拭き取ってからスプレーをひと吹きすると、効果がよく出ます。
またミョウバン水に好みのアロマオイルを数滴入れてあげると、香りもよく使いやすくなります。
このミョウバン水の原液をお風呂に30cc位入れて、ミョウバン浴もおすすめです。ただミョウバン水は酸性ですので、お風呂の金属が傷む恐れがありますので注意してお使い下さい。
作るのが面倒という方は、市販のものもあります。
※ただし金属を含みますので、お子様にはご使用にならないほうが良いです。大人にも、パッチテストをされてからにして下さい。
パッチテストのやり方
1.化粧品適量を、夜(入浴後)に二の腕の内側に塗る。
2.24時間様子をみて、腫れやかゆみ、赤みが出ていないかを確認する。
3.二の腕のテストで問題なければ、フェイスラインなどに少量を塗って、再度赤みなどが出ないか確認する。
パッチテストの途中で炎症などが出た場合は、肌にあっていないということですので、すぐに使用を中止して下さい。
まとめ
脇汗が気になるとお出かけも楽しめません。日頃からケアをして、暑い夏を満喫しましょう。