手紙

12月中旬に書く手紙の書き出しと結び、書き方のコツと文例【画像あり】

なにか頂きものをしたりしたときに、ハガキではなく手紙でお礼状を書かなくてはならなくなったりします。

そんなときに手紙を書こうにも、書き出しは?手紙ってマナーというかルールみたいなものがあるのよね…と手が止まりませんか。

ここでは12月の中旬に書く手紙の書き出しと結びの言葉と、手紙の書き方のコツを画像で説明していきます。

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手紙の流れは、下記のようになっています。

前文…頭語(拝啓や謹啓など)、時候・季節の挨拶、安否の挨拶

主文…用件

末文…締めの挨拶、結語(敬具や謹白、かしこなど)

あとづけ…日付、署名、あて名

面倒に思うかもしれませんが、手紙はこの流れがあるからこそ、これに沿ってあてはめていけば手紙が出来上がるという簡単なものです。

ふだん日常生活でも、用事があって人の家を訪ねるときに、まず「ごめんください」と声をかけ、「寒くなりましたね」や「お子様はお風邪などひいてませんか」など少し別の話をしてから「実は…」と用件を切り出しますね。

それと全く同じことで、「ごめんください」が前文の頭語に当たります。「拝啓」ですね。

「寒くなりましたね」が季節の挨拶、「風邪などひいてませんか?」が安否の挨拶になります。

用件である主文があり、そして訪問したお宅を退出する時には「それではよろしくお願いしますね」「お邪魔しました」と言いますが、それが末文となります。

あとづけも下に書いたり上の段を揃えたりなど決まりがあるのよね、と思いますが、覚えてしまえば簡単です。

ただ、手紙は滅多に書かないものなので、覚えられないということもあります。

ここでしっかり確認してから手紙を書きましょう。

そしてまずは手紙を書く用の下書きのノートを用意します。どんなノートでもいいです。それを手紙の下書き専用にしてしまいます。

これは手紙をいつ・誰に・どんな内容のものを出したのか、の控えになります。

この下書きノートに書くのはきれいな字でなくて良いので、手紙に書くように書いていきましょう。

途中で字や文章を間違えても、間違えたところを線で消して、その横に正しい字や文章を書きます。

そうしておくと、いざ便箋に清書をするときに、気を付けて書くことができます。

12月中旬の書き出し【画像】文例

これはお歳暮のお礼状です。

1枚め

2枚め

拝啓 十二月も半ばを過ぎました。皆様お元気でいらっしゃるとのこと、お喜び申し上げます。

本日は大きなカニを頂戴し、ありがとうございました。青森は奥様のご郷里と伺いましたが、早速北国の味覚を楽しませて頂きます。

奥様によろしくお伝え下さいませ。
これからますます寒くなりますので、皆様お体大切になさいますように

まずはお礼のみにて失礼致します。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
かしこ
自分の署名
書いた日付
相手のフルネーム

頭語

まず頭語はプライベートでは「拝啓」を使うことがほとんどです。

この前文の頭語と末文の結語はセットで使います。

・頭語が「拝啓」なら結語は「敬具」か「敬白」、ご自分(手紙を書いている人)が女性なら「かしこ」
・頭語が「前略」なら結語は「草々」か「早々」

というふうに決まっています。

あまり使いませんが、

「謹啓」なら、「謹言」か「謹白」です。

季節の挨拶時候の挨拶、相手の安否を尋ねる言葉

もしも先日お世話になったお礼状など書くときに、最近相手にお会いした場合にはこの季節の挨拶と安否を尋ねる言葉は省いて、代わりに「先日はたいへん世話になりありがとうございました。」と書き、主文(用件)を書いていきます。

それ以外の、季節の挨拶・時候の挨拶は、単にその時の事象や現象を文章にするとスムーズに書くことができます。

ご自分の住んでいる場所のことで構いません。例えば私の住んでいるところは四国ですが、場所にもよりますが特に雪の少ない地方ですので、朝起きて外を見た時に霜が降りていると、冬だなあと実感したりします。

また日中はまだ暖かかったりしますので、そのことを書いたりもします。

それから私がよく使うのが、日付をそのまま書くもの。また、それだと味気ない時には街の花屋さんに並んでいる花の名前を書くことです。

例えば手紙を書く日が12月17日なら、「十二月も半ばを過ぎました。」や、「もう今年もあと半月です。」と書きます。

花屋さんの場合は「お花屋さんにきれいなシクラメンが並んでいました。」などと書きます。

私は花の名前が全くわからず、チューリップ、ひまわり、かすみ草、バラぐらいしか胸を張って言えません。

ですが花屋さんには名前も書かれているし、その時期に並べているということはその季節の花に間違いないからおすすめです。

季節時候の挨拶

身の回りに起こっていることを書く場合

・こちらでは朝、霜が降りるようになりました。そちらはもう雪が降っていると聞きますが、皆様お変わりありませんか。
・こちらでもマフラーが必須になってきました。

12月中旬の日付を書く場合

・十二月も十日が過ぎました。
・十二月も半ばを過ぎました。
・今年ももう残り少なくなってまいりました。

12月中旬の花のことを書く場合

・街のお花屋さんにクリスマスローズが並んでいました。
・街にはツリーが飾られ、もうクリスマスですね。
・店先にリースが飾られるようになりました。

12月の花は他にも

水仙、パンジー、葉ボタン、ビオラ があります。

相手の安否を尋ねる言葉

そしてこのあとに相手の安否を尋ねる言葉を書きます。

皆様お元気ですか。
お変わりありませんか。
皆様お健やかにお過ごしのことと存じます。

ここで気をつけるのが、日付のことを書く場合に、「十二月も十日が過ぎました。」とし、

相手の安否を尋ねる言葉に「皆様お健やかにお過ごしのことと存じます。」とすると、

意味は違いますが「過ぎる」という漢字がこの時点で2回使われています。

「ちょっと考えすぎ」と思われるかもしれませんが、実際に書いてみると気になります。

こうした時にはどちらかの文章を変えるか、または「皆様お健やかにおすごしのことと存じます」と平仮名で書くと、小手先のテクニックではありますが、手書きで書いたときに重複した感じはしませんので使ってみて下さい。

12月中旬の結び

最後の言葉は相手にご家族がいるようならそのことに触れて、相手のご健康を祈る言葉を書いて締めとします。

・ご両親様方によろしくお伝え下さい。
・奥様によろしく、
・お子様方にもよろしく、
・お父様(お母様)によろしく、

ご健康を祈る言葉

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・時節柄ご自愛下さいませ。
・お体大切にお過ごし下さい。
・寒さ厳しき折、お体大切になさいますように。

またこちらでも、「〇〇様によろしくお伝え下さい」としたあと、「時節柄ご自愛下さいませ」とすると、「下さい」が重複してしまいます。

このときは「お伝え下さい」を省いて「〇〇様によろしく、時節柄~」としたほうがくどくならずスマートな印象になります。

私はこの結びの言葉は便箋の残りの行数によって変えています。

あまり行数がないと、「〇〇様によろしく、時節柄ご自愛下さい。」とするし、残りの行数に余裕がある場合には

「〇〇様によろしくお伝えください。まだまだ寒くなりますので、お体大切になさいますように。」としています。

手紙の書き方のコツ

主文(用件)の書き方のコツですが、変に背伸びをして小難しい言い回しをしようとしない方がいいです。

「手紙を書こう」と思ったのはなぜか。相手に何を伝えたいのか。

手紙というツールは、その伝えたいことを、ご自分が日常的に使っていてその意味もよく知っている言葉を用い、丁寧に心を込めて文字にして届けるというものです。

「何時間も考えていましたがうまく文章に出来ませんでした」といったことはありませんか?

それは「手紙だから気取った言い回しをしなければ」という辺りが縛りになっているのではないでしょうか。

上記の手紙の書き出しや、結びの言葉などは、「なーんだ、こんなことでいいのか」と思いませんでしたか?

手紙というのは、字もその要素の一つですが、書く人の人柄や想いがすごく出てしまいます。

感謝の気持ちを伝えるなら「感謝の気持ちでいっぱいです。」などの言葉でも良いのですが、「ありがとうございました」とご自分の言葉でストレートに想いを文字にしたほうが相手にはより伝わります。

手紙のマナーとして

今はもうそんなに言わなくなりましたが、手紙は短文の手紙は失礼に当たるとされていて、2枚以上になるよう書くのがマナーです。

弔事の手紙は、「不幸が重ならないように」という意味を込めて1枚の便箋に収めます。

それから「三行半(みくだりはん)」という言葉は江戸時代に夫が妻に離縁を言い渡す時に、手紙に3行半に書いて渡す習慣があったらしく、

また、果たし状など縁起が悪い種類の手紙が1枚で来ていたので、縁切りを連想される1枚の手紙というのは失礼とされたという由来からです(諸説あり)。

でも今まで手紙を書いてきて、1枚に収まったことはありません。季節の挨拶に始まる手紙の基本構成に則って書くと、少なくても2枚にはなります。

便箋について

それから便箋ですが、1冊は柄の入っていない白の便箋を持っていると、改まった場合の手紙にも失礼になりません。

便箋は使いやすいように使えば良いです。

詰めて書いても良いし、1行ずつあけて書くもよし。上の画像のように段落を変える時に1行あけてもいいです。

でもそうは言っても、10行11行のものは結構余白が多く見え、1行あけるのに勇気がいります。

逆に16行以上のものですと、1行ごとあけて書くには書ける内容が少なく、詰めて書くには行が多すぎます。

12行~14行の便箋だと、詰めて書いても良いし、段落を変える時に1行あけて書いても読みやすく綺麗にまとまります。

ちなみに上記の画像のものは10行のものを使っています。罫線が草色?で気に入っています。

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ですのでこれから便箋を買おうとする場合には、罫線が12行~14行、多くても15行のものにすると使いやすいと思います。

 

まとめ

最後までお読みくださりありがとうございました。12月中旬の手紙を書く際にご参考になれば嬉しいです。

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