接客

接客業で苦手な客を克服しよう!その方法と接するときの心得を解説

接客業をしていると、どうしても「苦手だな」と思うお客様は出てきます。

なにか嫌なことをされたわけでもないのに、「なんか嫌」だったり、自分でもその人を苦手とする理由がわからないから「生理的に無理」と思ったり。

以前、年齢は私より10歳ほど年上なのですが、お一人でいらっしゃる女性のお客様が、月に2回ほどお昼に私実家の飲食店にいらっしゃっていました。カウンターのみの小さな店です。

その女性客はずっと話をしたい方で、また年齢のこともあって私にいろいろ教えたいようでした。でもさすがに私も15年飲食店をしており、「食べることが好き」というだけのその女性よりは知識もあったので、その女性が来店するとちょっとうんざりしていました。

東京にいる、私がお世話になった飲食店の親方やその奥様に、その女性のことを相談すると、「そういう人は必ず現れる。その人がなんかの事情で来なくなったとしても、また代わりに同じようなお客様が来る。これはあなたがお客様と上手に付き合うスキルを身に付けないと、人が違うだけで同じ悩みがずっとついてくるよ。」と言われました。

そんなことってある?と思いながら、その方がいらっしゃると店が暇な時はつきっきりで接客し、お帰りになるとぐったり…というそのまま変わらない日が続きました。

ある日その方が、ご主人の都合で県外に引っ越すということで、店に来なくなりました。

そうすると本当にすぐに、同じ年頃の女性客がお一人でいらっしゃるようになり、前の方と全く同じで、私にいろいろ教えたいようで、「どこそこの料理は美味しい」や、「行ったことがないようならあなたの休みの日に予約をとってあげるから一緒に行こう」などと言ってくるようになりました。

休みの日にまで!?ともう嫌で嫌で、なんだかんだと断っていたのですが、毎回断るのも気まずくて、一度そのお客様のおすすめという店に行ってみました。もちろん割り勘でお願いして。

その時は私は、また食べ物のことや他の店のことを言うのであれば、「うるさい!うちが気に入らないなら二度とくんな!」ぐらい言ってやろうと思っていました。でも、「もうこの人の顔を見るのもこれが最後かも」と思うと、急に興味がわいてきて、行きの車中から食事中、帰りの車中もずっとその人の話を根掘り葉掘り聞いて、またそれがとても楽しかったのです。

それからは私の中で「お客様とはきちんと向き合おう」という意識が芽生え、それが丁寧な言葉遣いとお客様に対する姿勢として定着し、今は苦手なお客様、嫌なお客様はいなくなりました。

もうノンストレスです。快適。

不思議と、そういう私より10歳ほど年上の、女性の一人客というのもいなくなったのです。

タイトルに「苦手な客を克服しよう」と書いてしまいましたが、「苦手な客を作らない」ことを克服しましょう。

あなたが苦手とするそのお客様はたぶん何も思っておらず、あなたご自身がそのお客様と接するにあたりしんどい思いをされている状況だと思います。

「あーまた今日も来るのかな」と思って朝から憂鬱になったり、「気にしないようにしようと思っても出来ない…私ってダメ人間」などと落ち込んだりしていませんか。

しんどい思いはなるべくしないほうが良いです。相手はあなたに何も嫌なことはしていないですよね?苦手とする理由もないのに「ムリ」「生理的に受け付けない」ですよね?

だとしたら、とても簡単です。すぐに克服しましょう。

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まずは形から変える

ご自分の接客を見直しましょう。

苦手なお客様がいるということは、反対に仲良くしているお客様もいらっしゃるのではないですか。

それを一律にして、フラットにしましょう。

仲の良いお客様にするレベルまで接客レベルをあげたいですが、いったん置いといて、ご自分の接客スタイルを確立させます。

お客様に対しては、私はこういう接客ですというものですね。

これは言葉遣いを変えるだけですので、すぐに出来ます。

お客様に対する言葉遣いを徹底して丁寧にします。

相手のお名前を知っている場合は「〇〇様」、知らない場合は「お客様」と呼びかけます。

言葉遣いを丁寧にすることで、お客様を丁重にもてなすとともに、お客様と距離をとって自分に見えないバリアをはってくれるようになります。

これは身につけておくと大変便利で、あなたの仕事(接客)が快適になりますので、この際手に入れてしまいましょう。

出来れば仲の良いお客様に対しても丁寧な言葉遣いをされたほうが、ご自分の仕事がより良いものになりますので、少しずつで構いませんので直しましょう。

これは何故かと言うと、仲の良いお客様にも距離は取っておくべきなのです。店側とお客様側は、適度な距離を保たないと長く良いお付き合いは出来ません。

プライベートでも遊ぶほど仲良くなっているのであればなおのこと、店で会うときは一線を引いてお付き合いされると良いでしょう。

相手は鏡と心得る

普通は「おはよう」と挨拶すると、「おはよう」とかえってきますね。

「ありがとう」と言えば、「こちらこそ」や「どういたしまして」などの言葉が返ってきます。

これを肝に銘じておきます。

接客業に関わらず、全ての人間関係において、相手は鏡です。(ごくごくたまに、ならない人もいますが)

なるべく笑顔を心がけましょう。笑顔で接する人を嫌う人はまずいません。

それになにより接客業で笑顔は必須です。笑顔で過ごしましょう。

相手が鏡なのですから、極端に言うと自分がいつも優しい穏やかな気持ちで過ごしていると、あなたに接する人も優しい穏やかな方ばかりということになります。

上の言葉遣いにも通じていますが、なるべく相手の気持に寄り添い言葉がけをしていくと、しんどい嫌な思いはなくなりますので、まずは形から。言葉遣いと笑顔を身に付けて接客しましょう。

もしもそれでも嫌な気持ちになったりするときには、目の前の仕事に集中しましょう。掃除をしたり、アパレルでしたら服をたたんだり、飲食店でしたら洗い物をしたりテーブルを拭いたり。目の前のことに集中するのです。

心を落ち着かせる方法はこちら

まとめ

最後までお読みくださりありがとうございました。あなたがしんどい思いをしませんように、苦手なお客様を克服しましょう。笑う門には福来る。あなたご自身が笑えば、笑顔の方ばかり寄ってきます。

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